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98.07.30 (木) 23:03

 叔母がテニスの講習中にアキレス腱を切ったらしい。父の同僚も去年やはりテニスの練習中に切ったという。妹の中学の時の担任は、何度も切って、次は一生車椅子だといわれていたらしい。年を取ったら無理に運動してはいけないということみたい。

 先日けなした古代ものの小説についてだが、〇〇系とかいう王朝を表す歴史用語や騎馬民族なんていう言葉、謚号を地の文、ましてや登場人物のせりふに用いるなんて言語道断である。歴史の教科書じゃないんだから。読者に説明したければ文中にさりげなく織り込めばいいのだ。後に言う何々天皇である、っていうふうに。わたしのファンタジー観をぶち壊してくれるのはこういう文章なんだな。
 特に最近の〇岩〇吾とかひどいよね。大岡昇平とかはまだ許せるなあ。杉本苑子もなんとかすれすれ。

 そういえば、月曜の夕方のインターFMのニュースの直前に、ERのジョージ・クルーニー降板とかいう内容の発言を聞いたぞ! ぼんやりしていたからきちんと聞いたと言う自信はないが、本当だろうか? その後すぐにノア・ワイリーがロマンティックな役柄に、とかなんとか言っていたような気がする。
 ああ、私のヒアリング能力がないのがバレちゃうな(^^;;

 体力が残っていたら原稿書きをする予定だったが、長電話したせいか、熱が出てきた。ダウンかも知れない。


98.07.29 (水) 23:30

 食事すると具合が悪くなる。でもしないともっと悪くなる。
 どうすればいいのだろうか……ムムム。

 もう日にちがないので、焦って完結編を書いている。あと四話で終わる予定。ちょっとのびてしまった(笑)


98.07.28 (火) 23:22

 胃が重いのとストレスのようだが、ともかく不調。疲れが出たか? 先週飲んだバリウム君の言うことにゃ、わたしゃ胃下垂で慢性胃炎なんだと。胃下垂っていうのは、痩せるのかと思っていたが……

 さて、調子が悪いので今週はどうなるか不明。何とか誰も覚えてはいないだろう公約を果たしたいのだが。
 取りあえず、「群青の海」の完結までもうひとあがき。取りあえずこれまでの分は乱暴にアップしたので、もしよかったらアドバイス下さい。暫定版だけじゃなくて、改稿版の方にも参考にさせてもらいます。この過程では、何が問題で、どう解決するか、という創作ノート公開もするんだい。SF者の方に助けてもらえればとっても嬉しい。一括ダウンロードファイルも作らなくちゃ。

 そうそう、SFの偏った読みかたは、あくまで素人向けですからね、一歩さん。それも十年以上前に書いたのよ(笑) 勘弁してね。残りは八月にはいったらアップします。


98.07.27 (月) 23:38

 漫画カルトQ これ難しいよ……

 三枝氏新作について。
 金曜日、久しぶりに合唱の練習に。前の週に曲が一部来たというのはきいていたのだが、見たのも聞いたのもはじめて、という曲。
感想:うわあ、三枝節冴え渡るっていう感じぃ。
ちょっとくさいけど、懐かしのZガンダムで、きゅっと胸を締め上げられたような感覚がよみがえった。
話題のオラトリオもオペラも聞いたことないから、最近の三枝作品は分からないけど、まあ、聞く価値はあるのでは? 問題は公演までに全曲上がるかということ。9月19日の公演 (東京交響楽団演奏会案内 参照)なのに、まだ10曲中2曲しかきてないんだよ(^^;;

 東伊豆は富戸の海で初ダイビング。友人の同僚紹介の体験ダイビングツアーである。天候はちょっと不安定だったが、取りあえず日中はもった。簡単なレクチャーを受け、さて午後には海へ。予想通り水深二、三メートルのところで耳抜きに苦しむ。耳抜きがうまくできないと思っていた左ではなく右の耳が痛い。何度か同じようなことを繰り返しながら、気づけば12メートルの深さへ。
 それほどみそ汁っぽくはなかった。確かにこれまで潜ったことのある加計呂麻やモルディブの海に較べれば透明度は低いが、魚はたくさんいる。それも見るからにおいしそうなものが。カンパチ、イカ、アジ。ミノカサゴ、フグ、チョウチョウウオ。ほかにもたくさん見たけれど、名前が思い出せない……
 38分の潜水を終えて陸へ。途中で一度鼻水出たかなという感覚があったのだが、水から出たら鼻血だとわかった。せき込んだら血まみれの痰が。おお、さなとりうむ。よくあることらしいが、やはりからだに負担がかかる体験であることを実感する。これがスプラッタの顛末。日曜日一日は耳が遠かったし、今もまだちょっと変。
 でも、不可能じゃないんだ。耳抜きはもしかして自分にはできないのではないかと思っていたけれど、時間をかければ潜れそうだ。やったね。これから頑張って資金を貯めることにしよう。

 帰りは熱海の花火大会とはニアミス、大雨の小田原の花火大会は車からもよく見えた。

 日曜は近所の神社の祭礼。
 県道を通行止めにするほどの規模なのに、十年ぶりくらいに行ってみたら拍子抜け。夜店も三軒しか出てないし、警備本部に人はいないし、本殿はまるで物置きみたいだし。まあ、こども神輿がメインだってのは知ってるけど。
 長い参道には人気がなくて、提灯だけが幻想的な風景を作りだしていた。やはり神域は異界の入口なのだろうか。
 算額があるらしい。帰ってからクイズ日本人の質問を見ていたらちょうど算額についてのクイズをしていた。ちょっとびっくり。

 BS2が日曜の午後はずっと湖水地方の中継をしていた。アルズウォーターオンリーだったので、途中で飽きてしまった。確かに美しい湖だが、湖水地方はもっと広いのだ。

 先日近所の図書館の分館にリクエストした本についての回答が。自費出版の本なので、国会図書館と島根の図書館にしかないという。島根まで見に行ってもいいのだが、うちの市の図書館の本館まで届けてくれるので、閲覧だけなら可能だという。そこまでしてみるほどの価値があるのか迷ったが、面白そうなので頼むことにした。

 関係ないが、わたしはクーラーが嫌いである。昔は大好きだったのだが。体調を崩したこの二年ほど、からだがひどく冷えるようになったからだ。若いときには(^^;; 大して気にならなかったのだが、本当にこたえる。気力もなえてしまうのだ。
 涼しいオフィスで上着を脱ごうともしない男性諸氏、どうぞ職場の女性を冷やしすぎないように気を使って差し上げて下さい。バスや電車も冷房は控えてね。

週末に読んだ本四冊。


98.07.27 (月) 01:00

 いろいろ書いておきたいことがあるのだが、時間がなくて書けない。予告とする。

 三枝氏新作について。富戸の海について。初ダイビング。スプラッタの顛末。週末に読んだ本四冊。神社の祭礼。湖水地方の話。国会図書館の話。夏とクーラーの話。

 では、また。


98.07.23 (木) 23:12

 気持ちのよい汗をかいた。ようやく週末が来る。来週は近所の花火大会だなあ……首都圏では隅田川に次ぐ規模の花火大会なのだが、どうもメジャーになれませんねえ(笑) あなた知らないでしょ。
 うちの町内会の夏祭りもすごいよ。花火200発あがるんだから。

 明日からお泊まりで、土曜は体験ダイビングだ! そんなわけでしばらく更新ありません。あしからず。


98.07.22 (水) 21:53

 今日こそ早く寝るぞ(笑) このままでは風邪を引いてしまう……
 だから今日は更新なしだい。

 なんだか不調。
 ここしばらく睡眠不足なせいだろう。でも、前はいつもこんな時間しか寝てなかったけど。しばらくそれまでより余分に寝てたから、睡眠時間の要求が高くなったのかも。
 あんまり眠いので、車の中で古いドリカムのテープをかけ、絶唱しながら会社に行った。
 まあ、歌うのが一番効くかな?
 それにしても、吉田美和は声はよくないけど歌はうまい。こんな節回しでうなれる歌手はそうはいないだろう。
 先日も再起を賭けてニューヨークで合宿中という女性タレントたちの企画ものの番組を見たが、ともかくみんな歌が下手。アメリカのショウビズじゃ、完璧に歌えるのは当たり前。プラスアルファを磨くことを目指しているはずなのに。一番ましなのが元Winkじゃねえ……


98.07.21 (火) 21:53

 たるい一日だった。寝床で読み始めた「龍の契り」、それほど面白かったわけでもないのについつい読んでしまったので寝不足。といってもまだ三分の一程度(笑)

 今日も咽喉が痛むので耳鼻科へ。デリケートなんだわ、わたし(^^;; おほほ。でもここ二日ほど左右の耳抜きができるので感動。先週は右だけだったから。

 「群青の海」二回目もアップ。「SFの偏った読みかた(2)」もアップしました。


98.07.20 (月) 22:03

 思い出した。>一歩さん、リンクの件ありがとうございました。海野さん、琴鳴さんには失礼いたしました。ええ、掲示板には何でも書き込んで下さって結構ですが、取りあえずこの件は大丈夫です(笑)

 何だか何も書けないと癪に障るので「群青の海」(ただし暫定版)をアップし始めることにした。せっかく読んで下さる奇特な方がいらしても、どこでも読めないんじゃ仕方ないものね。全体を読み直すことで、さっさと続きを書こうというあこぎぶり。だって七月中に完結するって宣言してしまったから(^^;;

 ついでに昔書いた「SFの偏った読みかた」というのをアップすることにしたのだが……うむむ。ほんとに偏ってるな(笑)


98.07.20 (月) 10:47

 土曜の朝東京の友人宅経由で群馬の尻焼温泉へ。想像していたほど豪快ではなかったが、川をせき止めて溜めた温泉は湯加減もよく、面白かった。でもねえ、カメラ小僧がうようよしててねえ……

 霧の野反湖へ。対岸も見えない、神秘的な風景だった。

 往復550キロの日帰り。やっぱりひとりで運転するのいやだなあ。でも、二人だと交代してもあんまり意味がないんだよね。三人いると休めるんだけど。


98.07.18 (土) 23:17

 一日部屋の片付け。結構疲れる。

 副産物。気になっていた「平坦化」についての情報。
 多分94年の新聞記事だ。94年の切り抜きから掘り出したから。他には「ナウシカ」「バナナフィッシュ」連載終了の記事だもんね。
 コラムニスト、山崎浩一「進むアクセントの消滅 日本語の柔構造に基づき使い分け」*朝日新聞 文化*である。
 挙げられている例は、ドラマ、リハーサル、ディレクター、ズーム、メディア、ギャップ、ギター、ゲーム、サークル、プレッシャー、リアクション、サポーター、委員会、試写会、学園祭、自転車、モッズ、フリクション、クラプトンなど。
 世代間ギャップとして、それから、互いの<言葉>をぶつけあうのではなく、互いが持ち寄った<情報>を確認しあうことが「会話」と呼ばれ始めた時代の符合と、分析されている。アクセントの有無でカジュアル/オフィシャルを微妙に使い分ける。なるほど。
 単純に言葉の発音や意味がスライドして変化していくという視点だけでは、とらえきれないということなのだろうか。
 これを読んだとき、しまった、やっぱり言語学やっておくんだった、と後悔したっけ。

 またオペラやりたいなあ。片付けの気晴らしのグスタフ・クーンのラ・ボエームを見ながらぼんやり思った。カルメンも悪くないけど、やっぱりイタリアオペラ。百歩譲ってドイツオペラだね。フランス語は辛すぎる(^^;;


98.07.17 (金) 22:47

  一週間の労働に疲れ果てた身を引きずって、ぼんやりして乗り過ごして二度も余分に乗り換えたりしてようやく練習に赴いたら、今日は会場が上野だった……ぼろぼろだよ。当然たどり着けもしなかったね。

 連休だ! また温泉に行くぞ! シャベル担いで!!

>海野さん
 わたし最近美容院難民なんです。一年近く通っていた近所のとっても安い(なんとカット1700円。床屋並)美容院がつぶれてしまったから。前の仕事をしていたときはほぼ四年ほど新橋に行き付けの美容院があったのだけど、担当の美容師さんはよそに移ってしまったし。近所にも気の利いた店がないわけじゃないのだが、そっちにはしばらくご無沙汰していたので、さらに昔(高校生の時)に通っていた美容院の後がまになった新しい店に五月から行ってみている。取りあえず、今日の担当の店長のカットは及第点。
 美容院って地域の休日は全部一緒でしょう。たまたま特別にその店が休んでいる日にどうしても髪を切らなくちゃならないときは、仕方ないから浮気しますが、そういう時って大体後悔するものです。だから最近はあきらめることが多いかも。

>ぴかさん
 「落としましたよ」とは最初に言っていました。でも振り向かなかったらしいのです。それってことば以前の問題かなあ……

>始祖鳥さん
 チェコフィルは今度の「もののけ姫」の新しいCD(多分組曲)らしいです。サントラは映画に使った曲を同じ尺で並べただけなので、フルの曲を収録したそうな。

>一歩さん
 あれ? なんだっけ(笑)

 新しい物語が書きたいのにいろいろ先がつかえているので、思い切ってHPの中にコーナーを作ることに(^^;;


98.07.16 (木) 23:12

 美容院に行ってスポーツクラブに行ってごはん作って洗濯。
 どうやったら部屋の掃除までたどり着けるかなあ……。

 今日は、一行でもいいから書く。だから日記は省略。


98.07.15 (水) 21:42

 ちょっと咽喉が腫れてますね、とのこと。よかった。

 さて、HP改築にかまけている間に七月がもう半分過ぎ去ってしまった。何か一本ぐらい仕上げないと、永遠に書けなくなってしまいそうだ。

 美容院に行ったらもうしまってたので、何だか気抜けしてしまった。髪切るのやめちゃおうかなあ……

 過去の日記の件、JavaScript っていろいろできそうですねえ。わたしはあまりハイパーリンクをたくさんうまく使えるほうではないので、実はそれほど気にしてはいません。ただ、アンカーの置き方だけは教えておいてくださいね。
 最近色々な人の日記にはまって一気読みしているので、冬樹さん、風野さん、有里さん、平野さん、溝口さん、あたりを燃えて読んでいるのだが、なぜこの人たちはこんなに本がたくさん読めるのだろうか。こんなに暇なはずのわたしが全然読めないのに。情熱不足かなあ。今日も昨日上げた三冊の本にチャレンジする予定。リンク直しが終わればだけど……


98.07.14 (火) 21:13

 咽喉が痛ーい! ここ何日か腫れていたが、痛くなってきた。
 今日はスポーツクラブ行きは中止。寝ることにした。

 ここしばらく読了本がないなあ……今読んでいる本。「東京異聞」「赤い激流」「アルケミスト」。読んでると寝てしまうんだな(^^;; 疲れているのか。

 しかしパソコンに向かったら長時間ページに手を加えてしまった。またリンクが増えたので見てみてくださいね。
 ぴかさんにご心配いただいた「クラッシュ」後のページの改築はほぼ終了。デッドリンクがあったら教えて下さい。

 しかし同じ時間ものを書くということをしないと、何一つ永遠に仕上がらない。HP作りに逃げちゃいけないよね。

 始祖鳥さんのこのあいだのアイデアは面白そう。「紅の豚」みたい。始祖鳥さんにしか書けないと思うのでぜひ完成させて下さい。

 そういえばスタジオジブリのチェコフィルのページを読んでいたらCD欲しくなったなあ……


98.07.13 (月) 21:57

 全部見たわけじゃないが決勝戦のおかげで寝不足である。見始めた時には既に二対〇で、残り時間からして間違いなく勝ちは決まっていたので寝てしまった。なぜ寝不足なのかといえば、うっかりHPの更新をしていたから。原稿を書いていたせいなら良かったのに……

 うちの掲示板にぱぴよんさんが書き込んでくださったパレツキーのページがあるサイトに行ってくる。本もまんがも共通の話題が多くてうれしくなった。いいなあ。ヴァイオリン。わたしは指の皮膚がちゃちなつくりなので、弦楽器はまず無理なのだ。指先が硬くなることなく皮膚組織が何度も脱落しつづけるのは昔フォークギターで何度も試した。痛い思い出である。ピアノですらドクターストップがかかってやる気を奪ってくれたもんなあ……せめてピアノを弾いて歌を歌って、母にピアノを売り払われないように気をつけなくちゃ。

 母といえば、昨日投票の帰りに寄った店で、何かを落としたお客さんに向かって「もし!」と呼びかけていて焦った。あまり現代では耳にしない言葉ではある(笑) 確かに呼びかけに困るよねえ。相手がどんな人だったのかは棚の影で見えなかったので分からないが。あとで聞いてみよう。
 「おい」とか「おーい」とか呼んだら相手はむっとするだろうな。やっぱり「もし」は便利な言葉かも。「そこな方」って意味だっけ?
 「あなた!」なんてよっぽど年取らないと使えないよね。「お宅」も変な意味がついてしまったから、自分が一家を構える年にならないと無理だし。「そこの人」「そこの方」も妙だ。よっぽど若い人なら「お嬢さん」でもいいかもしれないけど。「お兄さん」「お姉さん」もこの年になると使いづらいし。「おじさん」「おばさん」もむずかしい。 間違いなく既婚女性だと分かる人には「奥さん」もいけるけど、セールスじゃないからなあ……
 実はわたしも先日、国立博物館の入場券の券売機にお釣を忘れていった老人に、何と呼びかけたらいいか迷ってしまった。耳が遠い人には特に気を遣わなくてはいけないし。無邪気な年頃なら「おじいさん!」で良かったんだけど。「すみません!」だと、謝っているみたいでいやだし、自分のことだとすぐに分かる人はいないもの、耳の遠い人には意味がない。とりあえず「お忘れですよ!」とか何とか怒鳴れば良かったのかもしれないが、声を出しても反応がなく、すたすたと早足で入っていかれたので、追いかけてさらに声をかけるしかなかった。

 日本語の基本的な人称は、一家の(存在しないこともある仮想の)末の子供を基準にしているので、子供には「ぼく」「わたし」と呼びかけ、あるいはちょっと持ち上げて「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」とおべっかを使うことになる。だから自分の娘や息子、妻や夫を「パパ」「ママ」と呼ぶのは、(当然子供がいなくてはならないが)とても正しいわけ。
 だから「おじさん」「おばさん」とよばれたら、あなたの、いるであろう子供のおじさん、おばさん、あるいはお父さんお母さんという意味になる。自分で書いててショック。だってこの間近所の小学生に「おばさん」と呼ばれてしまったから。多分はじめてだ。そりゃないだろう君、ちょっと前までわたしは君の「お姉さん」だったのだぜ。君がよちよち歩きしていた頃から知ってるんだ。知らない人に呼ばれたなら仕方ないけど……
 その子の場合は多分関係ないが、あの年頃の男の子は、「おばさん」という言葉が女性に対しての軽蔑の意味を多分に含んでいるのを知っていて使うんだからたちが悪い。
 「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼ばれて「わたしはあなたの祖父(祖母)ではない!」と怒ってしまう人が時々いるが、これはあなたの(いるかもしれない、多分存在するであろう)「お孫さんのおじいさん(おばあさん)」という意味の呼びかけだ。
 もっともその言葉に「お歳を召した」だけではなく、「箸にも棒にもかからない、取るに足らない」というニュアンスを感じるからこそみな怒るんだけどね。逆に言えば、その人たちは「おじいさん」「おばあさん」に何か別の意味を込めて使っていたために、その名で呼ばれると腹が立つのかもしれないと思う。ちょっとうがったものの見方だけど。

 ああ、話が前後してしまったが、明らかに自分と年が違う人に呼びかけるなら、まだいい。同年代の人への呼びかけが一番厄介。 もっとも、男の人なら、面倒だから「お兄さん」って呼んじゃうかも(^^;; 知ってる人ならみんなそうしているからなあ……

 自分と同じくらいの年格好の見知らぬ人にどうしても呼びかけなくてはならなくなったら、どんな言葉を使いますか?


98.07.12 (日) 22:03

 ちなみに出面というのは、わたしが働いていた業界では、主にカウンターに出る人数のことを指していた。「出面たりないよ。土曜早番で出て」というやつ。管理職用語ですな。

 BSの高村薫のインタビューを見た。うーむ、次作は三年後くらいか。「照柿」と「レディ・ジョーカー」(これが週刊連載されていたということにわたしは全然気づかなかった)の間が三年ぐらいあるわけで。ついでに次には合田君は出てこないわけで。まあ、いいけど。次のテーマは宗教だそうだ。
 大阪とカトリックについて読める作品というのはわたしにとってとても新鮮なことである。彼女の作品にハードJUNEとでも言うようなテイストがあるということは(おいおい、この辞書ジュネって一発で変換したぞ(^^;; わたしが教育したんじゃないぞ〜)以前からよく言われていたが、最新作は結構もろだったし。まあ、面白ければいいのさ。

 ここのページの第1の目的には読んだ本のデータを記録するということがあるのだ。だからここに出している本は基本的に全部読んでいる。読み終わった日になるべく記録するつもりである。オフ会でちょろっとお話ししたのだが、速読というほどのことはない。好きな本は延々時間をかけて読む。ちなみに「ハルモニア」は6時過ぎに(笑)投票に行って、その後読んだから二時間半くらいかかったかな。「佐藤史生データーベース」経由で遊びに来て下さった方に教えてもらった「アルケミスト」が届いたので、図書館に本を仕入れに行ったのだ。
 「読んだ本データ」には一時期はちょっと付加情報をしてみたが、これからは新しく買った本は価格を、そうでないものは出所を付けて整理したい。
 ちなみにここにはタイトルをアップしていない本もある。忘れてしまったものや、ちょっと書きづらいものも……(笑)

 整理といえば、このサイトのコンテンツだが、先日のニフのメンテをきっかけにデータを分散することにした。なぜ先日データが飛んだのかといえば、ニフのサーバーに14MB近いデータが入っていたからなのだ(笑) それもいきなりアップしたわけじゃない、こつこつ積み上げたものだ。それがある日いきなり割り当てオーバーと来たもんだ。データが壊れたのでなくてよかったが、いくらうちがオーバーしたのが悪いとはいえ、すべてのページが真っ白なんてあんまりだ。電話代返してくれ……
 そんなわけで、もうお気づきの方もあるでしょうが、中身は一歩さんのジオとpipaさんとちかさんの日本のジオにかなり移動します。要領が悪いのでデッドリンクが山ほどあるかも知れないけど、気づいたら教えて下さい。さすがにファイル構造やディレクトリ、ファイル名の決まりがニフとは異なっていて面倒です。

 あ、そだ。サラ・パレツキーのページをちょっと足しました。何のことはない、ひとさまの文章の引用をしただけなのですが。


98.07.11 (土) 23:55

 父が標準モードで「北の国から」を録画した。わたしの世代にとってより、よほど共に歩んできた番組なのかも知れない。

 わたしが「出面」と言う言葉を知っていたので父は驚いていたが、何のことはない、氷室冴子の本で読んだのだ。


98.07.11 (土)16:40

 昨日は久しぶりに「創作の部屋」のオフ会。なかなか楽しかった。最近会議室に積極的に参加していないなと改めて反省。

 借りた「小説道場」の1、2巻を一気読み。ああ、何か書かなくちゃ、といまさらのように思う。ただ書きたいものを書けばいいはずなのに、何をどう間違ったのか。
 取りあえず、七月中に設定した目標をまずクリアするぞ!

 ページの復旧はなかなかはかどらない。ページ構築を再構成しなくてはならないと言うのがネックである。まあ、詳しい事情はここでばらしても仕方ないだろう。


98.07.09 (木)22:54

 すべてのページが壊滅。復旧を急ぐのみ。では。


98.07.08 (水)22:57

 最近ニフが不調だ。いったいどうしたのだ。久しぶりに更新しようとしたら何もできなかった。

 ふたたびスポーツクラブへ。水曜はノー残業デーのため混んでいるらしい。縁がなくなって久しいからなあ。

 七月からデイリーヨミウリを取りだした。深い意味はない。ジャパンタイムズが取りたいのだが高いし、家は朝日だからバランスがとれてよかろうということだ。讀売本紙よりは読みやすい(笑)
 と言っても毎日すべての記事を読んでいるわけではない。スノッブに持ち歩いて見出しを読んでるだけ(^^;; カラー写真も多いし。
 今の仕事を始めてから英語の文章を「読む」のは早くなった。もっとも「理解」はしていない(笑) 知らない単語が増えるばかり。

 真剣に家を出ることを検討している。車を売っパラって、多少でもお金が残るうちにやらないと、永遠に出ていけなくなりそうだから。でも就職が先だよね。まじめに働かなくちゃ。

 今年中に生命保険にまた入る予定なので(三度目だよ)何とかして収入を増やさなくちゃ。まず家計簿だな。と半年以上言い続けている。いや、もう一年だ。退職したときからだから……

 さて、日記共同体について。


 ぴかさん、まとめご苦労様です。
 共同体についてはまあ、興味がある方や面白いところとリンクすることについてはやぶさかではございません。
 リンクするページを各自が選ぶというあたりも各自の判断でよろしいかと。
 まあ、そんなに増えるとは思わないのですが。

 一つだけ、前から気になっていたことを。
 過去の日記上のリンク(最新のページへのリンクがデッドリンクになる場合)をどうするか。
 つまり、最新の日記のページにブックマークをおいて読んでいる人のために不変のURLを用いていますが、その場合、過去の日記となったページへのリンクは死んでしまいます。
 対策としては、

(1)あきらめる。なるようにする。過去の日記は気にしない。

(2)重要な部分だけでも各自でリンクを直す。各自の判断で対応する。

(3)トップリンクする日記のURLのほうを直す→ブックマーク、リンクが混乱する

(4)同じ日記ページを不変のURLと固定URLで二通りアップする。文中の相互リンクについては固定URLを利用する。

 どんなものでしょうか。

 ちなみにわたしが用いているファイル名(URL)は、
最新の日記:http://member.nifty.ne.jp/y-luna/OSM.html
6月の日記:http://member.nifty.ne.jp/y-luna/OSM9806.html
ページ内のアンカー:#980706、同じ日に複数更新している場合は#980706-2です。


98.07.07 (火)22:37

 七夕である。去年の今日は日本にはいなかった。物悲しい気分である。愛しい人と会うことができない、その気持ちを知ることもできないというのはさぞや辛いことであろう。ううう(^^;;

 さて、日記共同体の件ですが、リンクの仕方について考えてひねり出した文章を会社のPCのメイルボックスに置き忘れてきちゃった。面倒だから明日にする。

 「冒険者たち」を早く返せと図書館に怒られてしまった。今日中にひねれなければ、また遅れます。ごめんなさい、一歩さん。

 そういえば、19世紀ロシア文学の世界がいきなりスプラッター・ノヴェルになってしまうというウラジーミル・ソローキン『ロマン』国書刊行会というのを読んでみたい気がする。これは風野さんの評。

 さて、久しぶりに遠出しました。
 金曜の夜に思い立ち、土曜の昼前にまずつくばに行って、有里さんの日記で言及のあった古本屋の隣で食事した。懐かしい。
 友人と二人でつくば美術館の英国ロマン展を見てから、土砂降りの常磐道磐越道を突っ走って磐梯山のふもとへ。表磐梯温泉という聞き覚えのない温泉に浸かり、猪苗代湖にゴールドライン、五色沼、喜多方ラーメンを食べ、わたしが育った家を見て、そして夏川渓谷を通って日曜日に帰った。約700キロ。ひとりで運転したのでさすがに疲れた。わたしより運転歴の長い友人が一緒だったのだから代わってもらえばよかった。でも心が洗われるようだった。

 かなた遠くにあると思っていた公園がワンブロックも離れていないところにあったし、反対側にある高校のグラウンドはその存在すらろくに覚えていない。五歳前のわたしの世界はとても小さかったのだなあ。何もかもが古びて、静かなところだった。
 雪は背丈の二倍も降り積もり、凍り付いた仮橋を渡って幼稚園に通った。台風の夜には興奮で震え、くみ取りの便所に落ちかけた。豆腐屋のおばさんがやってきて、南天の実を取って遊んだ。家の裏のホップの畑には株を取り除いた大きな穴がいくつもあいていたし、昼休みになれば父親は食事に帰ってきた。家の回りをぐるぐると三輪車で回り、ぶらんこに乗った。友達と違う幼稚園に行くことが不思議でならなかったし、ブロック塀は大きく、遊んでくれたお兄さんは優しくて、草むらは高かった。
 すべてが、輝く宝物だった。


98.07.03 (金)22:58

 昨日留守電に行き付けの本屋から「ご注文の本がすべて届きました」とメッセージが……一度に全部買えというのか。一冊づつ言ってくれれば何とか工面するものを。
 単行本三冊、コミックス四冊。とほほ。引き取ってきましたよ(^^;;

 図書館の本もリクエストした本が届いてから二週間経ってしまった。だって行けないんだもの。近所の分館は五時に閉まる。わたしは5時10分にしか帰れない。まあ、ふつうの勤め人の生活じゃないけどね(笑)

 さすがにスポーツクラブに行くことに抵抗がなくなってきた。そりゃ週に四度も行けばねえ。今週末は星を見に野宿、温泉三昧と言う企画を立ててみたが、先立つものがないので実現しないかも……

 あ、そうだ。昨日ちょろっと書いたBS1の番組は「みかんの里 輝く日まで」と言うタイトルだそう。多分午前11時からの放送です。友人が作った番組で、ぜひぜひ感想をお聞きしたいそうな。気軽にお寄せ下さいませ。


98.07.02 (木)23:38

 くわー、暑いぜ。今日は河川敷きの農園でキュウリとネギとシソとミントを収穫した。あのお化けキュウリ、どうやって食べよう。バケツ一杯あるんだけど……

 衛星放送を見られる人は、四日の朝のBS1の報道番組を見て下さい。鹿児島の暑い夏。「遺族たちの夏」だったかな?

 ええと、感想?(笑)
 方程式の方は営団地下鉄の神谷文庫の本なのでもう忘れてしまった。思ったより古くなくてよかった。
 もう一冊の方は、とっても辛い。あちこち引っかかってスムーズに読み進めん。お話はいいんだけど。


98.07.01 (水)23:46

 今日から同僚だったスマイリー氏がいない。さすがに目の前に座っていた人がいなくなるととってもさみしい。置き土産の翻訳にてこずる。

 最近日記に書こうと思っていたことをきれいに忘れてしまう。タイヤがつるつるのトラックを見たこととか、「この字が読めるほど近ずくな」(「近づくな」ではない)と貼られたトラックの後ろを走っていて嫌な気がしたこととか、どうでもいいようなことが気になるのだ。こういうことを思いつくのはたいてい通勤途上なので、自分宛にメールするというわけにも行かないし……

 サイコドクターの郷ひろみの著作分析が面白い。

 最近読み物系の人の日記をあさるという悪い癖がついた。これは切りがないのだ。

 今日もスポーツクラブへ。無理せず続けることができるのならいいのだが、身体を使うと頭が使えなくなるという古くから悩んできたアンビバレンツにすでに苦しみだしている。

 


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