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裏側

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98.11.30 (月)23:59

 すべてが音を立ててごうごうと流れていくような気がする。
 立ち止まってみようかと考えないわけではないのだけど、それを選ばなくてもいいような気もして。

 案外、こんなのこそが前に進んでいるということなのかもしれない。

 こら、そこの人、笑うな(^^;;

 日曜の第九のオーディションはやはり苦戦。条件付き合格で、後半の公演には出られない。悔しい。来年は正念場だろう。

 

 最近このページを本当にいろいろな方が見て下さるので、うかつなことがかけなくなってしまった(^^;;
 でもうそを書いたことはないんだよ〜
 あくまでここは自分の覚え書きなので、変な記述や矛盾があっても、どうぞ気にしないで下さいね。
 その日に何をしたか、何を読んだか、何を考えたか、少しでも記録しておこう、というのが趣旨なのです。

 さて、年末年始にお休みが増えてしまいました。といっても社員の方々は年休を当てるみたいですけど。
 派遣社員で年休も残っていないわたしは、四日間日給をいただけないということになり、年が越せるかどうか、非常に微妙な情勢です。
 誰かお年玉を……(笑)

 12月29−30日、お仕事紹介して下さい(^^;;

 

98.11.27

 出勤日だったが、急遽出勤せず。
 午前中は第九の声出し、午後はドライブ。
 香取神宮に立ち寄って、それから犬吠埼へ。
 夕暮れはきれいだったし、魚はおいしかった。
 とてもよいリフレッシュになった。

98.11.29

 午前中は音出し。夕方から第九のオーディションに出かける。
 正直に言って苦戦。
 ただでさえ全体のレベルが上がっているのに、練習に出ていないのだから。
 終わってからお気に入りの大久保のタイ料理屋で夕食。トムヤンクンがともかく辛い。
 夜はひどく冷え込む。

98.11.30

 帰宅してからともかくひたすら電話。何本かけて何本受けたか、もう覚えていない。
 同居している父親までわたしに電話を掛けてきたんだから……
 夜中過ぎて、子機のバッテリーが上がったので通話を断念。久しぶりだ(笑)
 今月は電話各社に貢いでいるようなもの。
 アクセス時間が余ってるからできるだけメールにしよう(^^;;

 本が読めないよー。
 問題なのは本が読めないことではなく、本を読まなくても平気な自分だったりする。
でも読みたくならないわけがないから心配はしてないけど。


98.11.27 (金)00:05

 部屋の片付けが進まない。ううむ、困った。

 納戸にいただいた林檎と柿とミカンの箱が並んでいる。どうやって食べよう(^^;;

 銀行の口座にお金を入れに行き、駅前の本屋で少々立ち読み。

 父は今日から松本へ帰省。わたしは土曜も出勤。

  • 「研修医なな子」5 森本梢子 集英社 733円
  • 「ベル・エポック」8 逢坂みえこ 集英社 505円


98.11.25 (水)23:20

 久しぶりの更新である。

 何かと身辺があわただしくて、どうしても、日記までたどり着けなかったのだ。 
 まず、ご案内。友人の間連のイベントのご紹介だ。
 なかなか面白そうな企画なので、興味のある方はぜひいらっしゃるとよいでしょう。
 わたしも興味はあるのだが、今のところどうしてもその日は都合がつかないのです。

以下引用。

ヤングアダルト小説(いわゆるライトノベルズ)をテーマにした講演会を開催します。

講師は 三村美衣 氏 :「SFマガジン」や「ぱふ活字倶楽部」、SFオンラインなどで書評を書いていらっしゃる方です。新人賞の下読みもなさっているのでその界隈にも詳しいです。

内容は、客層によっても変わると思われるのですが、ヤングアダルト小説の定義・歴史からはじまって、どういうところがウケているのか児童文学・SF・アニメ・漫画等との関連、違い代表的な作品(読みやすいもの・ディープなもの)の紹介どんな人が書き手となるのか(新人賞というシステムはどう機能しているのか)将来もこのジャンルは継続するのか(読み手が成長した時、次に行くジャンルは?)(書き手の年齢が上がった時、このジャンルで書き続けられるのか)親の世代や学校ではどのように評価され、位置づけられているのかなどなど、多岐にわたって語られる予定です。

子供が読んでいる本について知りたい、またそこから子供について理解したいという親の世代と、熱心な読者の、双方を視野にいれています。一般的な文化論としても、こだわりのファンのマニアックな語りとしてもお楽しみいただけるものを目指しています。

へんぴな場所ですが、お越しいただけるとうれしいです。

 

               記

 

 タイトル:わかりたいあなたとわかってほしいあなたのための                     
ヤングアダルト講座

 日  時:平成10年11月29日(日)

      午後2時〜4時

 会  場:横浜市都筑区役所 6階会議室

      (市営地下鉄センター南駅 横浜駅より20分程度
        あざみ野駅より6分程度)

 申し込み:045−948−2424 へ直接申し込んでください

よろしくお願いします。

 ということです。じゃんじゃんいらして下さい。

 

 11/17(火)
 えーっと、流星見に行ってました。。霞ケ浦。結構見えましたよ。早い時間には。
 そうだ、誕生会すっぽかして済みません(^^;;

 11/18(水)
 そんなわけでえらく眠かった。一日ただボーッと起きていました。六時ごろにはさっさとベッドに入りました。
 早く寝なくちゃいけないよと電話をさっさと切ってくれた人もいたのに、結局電話していて夜あまり寝られなかったという……(笑)

 11/19(木)
 旅行初日だというのに、結局睡眠不足が直りませんでした。

 

 さて、旅行の話。

 初日は敦賀に入って、小浜、三方湖、舞鶴、宮津、野田川。
 次の日は加悦の古墳、天橋立、経ガ岬、久美浜、鳥取。 
 更に翌日は鳥取砂丘、白兎海岸、三朝温泉、一歩さんおすすめのパフェやさん、日御岬、鰐淵寺、出雲大社。
 それから翌日の朝に出雲空港に同行者を送りに行き、八雲立つ風土記の丘資料館(休館)、神魂神社、山代二子塚資料館(休館)、佐太神社、恵曇、ぐるっと島根半島を回って加賀(トンネル内崩落とかで、潜戸には行けない(^^;;)、千酌、瀬崎、七類。
 駆け足だったけど、充実していて楽しかった。

 

 まず、出発した日から。

 19日の夜。出発前に一騒ぎある。これを仮に玄関ごっつんこ事件と呼んでおこう(笑)
 父に出発の挨拶をしてから車で上野駅に向かう。
 のんきに電話などしながらファーストキッチンで同行の友人が仕事を終えて現れるのを待つ。
 おもむろに出発。交替しながら首都高、東名を爆走。なんだか気分が明るくなる。
 眠くなったので、途中仮眠を取る。大垣だったかな? 目覚めてから北陸道を敦賀で降りる。
 駅にたどり着いたところで、待ち合わせをしているNARUMIさんに連絡しようとしたら、いただいた電話番号を控えた紙を持ってこなかったことに気付き、出勤前や仕事中の東京の友人をわずらわせてメールを送ってもらった。しかしなんの役にも立たず、約束通り、NARUMIさんが登場。申し訳ない。

 雨の気比神社、それから金ガ崎城あとをめぐる。

 三方湖をドライブ。静かできれいだ。

 小浜ではお茶をするくらいになってしまった。

 ハイライトの舞鶴、大浦半島の山道は険しかったが、古い船着き場から望む舞鶴湾の幻想的な景色はとても素敵だった。

 以下次号。

 何だか吐きそう。今日の夕食、最後のケーキセットが大物だったから……


98.11.16 (月)21:48

 バタバタしていて更新できませんでした。

 金曜日に何をしていたのか、記憶がない。風邪気味だったので、家で寝ていただけ。土曜日はモーツァルト記念合唱団のコンサート、それからARCのお茶の水お茶会に初参加。そのまま飲み会。帰宅してからFSHIPのてぃーるーむの定例RT。
 日曜日は朝寝して、今の大掃除模様替え。こたつとヒーターを出した。旅行の荷造り。部屋を片づけてもすぐまた散らかるのでやる気が無くなってきた。

 今日は朝からるんるん気分(笑)だったので、同僚にいじめられて困った(^^;; 深い意味はないんだよぉ。

 顔つき掲示板を導入してからたくさん書き込んでいただけてわたしはうれしい(^^)

 母と電話で喧嘩。のどが痛い。頼むから四十代の人との見合い話なんて冗談でも持ち込むのはやめてぇ〜〜あなたの娘はまだ二十代なのよぉぉぉ〜〜

  • 「図説 日本の古代1 海を渡った人びと」 森浩一 中央公論社 図書館
     吉野ヶ里見学のために借りた本。やはりビジュアルで理解するにはいいと思う。


98.11.12 (木)21:59

 実はわたしのTOEICの点数は、世の英会話学校講師の求人広告で求められている程度はある。(正確には「あった」)
 しかし、実際の話、英会話学校で英語を教えるのは無理なはなしだ。日本の高校では英語で赤点組だった過去もあり(一年で試験の点数が倍になったが、それでもやはり平均点ぎりぎりだった)、文法が苦手だから。
 ある程度英語でコミュニケーションを取ることはできても、「正しい」英語が分からない。

 日本の小学校低学年の子供は、間違いなく優秀な日本語会話の力を持っているが、実社会で「正しい日本語」を使うことはできない、というのと同じことだ。
 わたしがそれなりの点数を試験でたたき出したのは、一にも二にも英語ばっかりの環境でサバイバルしたために、ヒアリング能力が向上したおかげである。
 ヒアリングは、場数さえ踏めば、何とでもなる。母国語よりたくさん聞く環境に身を置き、積極的に理解しよう、覚えようと努めるだけでいい。映画やドラマ、ニュースなどのテレビや、英会話テープでも十分代用可能だ。いろんな人の話す言葉をシチュエーション毎に学べば、向上間違いなし。
 そのまま続ければ、いつの日か話す能力の向上にもつながったに違いない。
 そんなわけで、わたしが教えられるのは、せいぜいがとこ、サバイバル会話である。

 学校ではもちろん文法を教えるべきだ。
 ただ、それは英語を外国語として理解、解釈するために苦労してきた先人の知恵をそのまま流用した授業では駄目。日本語の文法用語で説明しても無駄なのだ。
 まず、聞いて読む。次に話す。話すのには文法の理解が必要なので一助とする。この順番だと思う。

 

 あああ、まだ旅行の会計報告してない!

 全然関係ないのですが、ニフティの掲示板が使いづらいので、もう一つ掲示板を導入してみました。そんなに書き込みの数が多いわけでもないから、スレッドって逆に見にくいのかも。よかったら足跡かひっかき傷でも残してってください。使い勝手がよければ、昇格させます。


98.11.11 (水)22:00

 眠い。これはいわゆる眠い眠い病というやつだ。

 気がつけば11月も半ば。再び旅に出るべき日も来週に迫ってきました。
 やれやれ。 旅行しようと思っていると、金やら何やらに対してシビアになってくる。
 いい、帰ってきてから買えば!とか思って。

 昨日筆の走るのに(キーボード上を指が踊るとか?)任せて意味のない文章を長く書いてしまったので、今日は何も書きたくなーい。
 どうせ何書いても面白くないだろう。ううう(^^;;

  • 「NATURAL」6巻 成田美奈子 白泉社
     買っているはずなのだが、思い出せない。ううむ。とばしてないよなあ。


98.11.10 (火)23:05

 疲れた。眠いのとちょっと風邪っぽいのとで練習をさぼってしまった。ああああああ! まずいよう。

 狸と家計簿で検索してみたら、一発でヒット。残念なことに販売終了だそう。がっくり(^^;;(~~;;
 やっぱり巡り合った時に買わないと駄目なのね。

 眠いせいなのか、ひどく寒い。まあ、今日は冷え込んだけど。

 旅行の話。

 初日。
 長崎空港へ。バスで市内へ。
 駅前のビジネスホテルに荷物を置き、市内観光のバスに乗る。
 昼食は駅前からちょっと入ったところでちゃんぽん。
 バスのコースは、平和祈念像、原爆資料館、大浦天主堂、グラバー邸。長崎は本当に坂ばっかり。資料館を30分で見るのは無理だよ(^^;;
 夕食前に二十六聖人の碑を見て、教会でミサを見学。というより、入ったらミサが始まってしまった。参列者は年配の男女二人のみ。父は初めてだったので、とても面白かったとか。わたしは何度も経験があるが、最近日本語でミサ曲を歌ったせいか、前よりよくわかった。
 夕食は土地の魚を食べさせる居酒屋。うちわエビ、おいしかったなあ。
 神社の境内から出ている!ロープウェイで稲佐山に上って、夜景を見る。民家の明かりが多い。坂が多いので立体的な景色だ。

 翌日はハウステンボスへ。車窓の風景が楽しい。
 ちょっと風が強かったが、なかなか美しい町だった。
 オランダっぽい町並みの雰囲気は良く出ていたと思う。
 ライド、シアター系の施設は詰めが甘いソフトが多くていまひとつ。ただ、船が大好きなわたしは楽しんだ。
 観光丸クルーズは展帆は一枚きりでがっかりだったけれど、静かな大村湾の眺めも公開も楽しかった。
 昼食はシーフードの唐揚げ。目の前でフラメンコのステージがあった。一日ほとんど歩きづめ。
 佐世保の駅前で宿泊。

 三日目。レンタカーを借りる。
 北九十九島を臨む道を辿って、松浦鉄道と戯れる。
 平戸の町をうろうろうろうろ。ザビエル教会、山の上の公園、松浦資料館、平戸観光資料館、オランダ商館跡と一通り回って、銘菓カスドースも買う(いまひとつ)。
 昼食の寿司と赤だしはなかなかだった。
 伊万里で窯元を巡って湯飲みを祖父に買う。日が落ちてどこの施設も閉まってしまった有田にたどり着き、唯一開いている店でお土産をあさる。タコ唐草のワイングラスを買ってもらった(^^)
 佐賀駅前に宿泊。夕食は郷土料理。くちぞこ、むつごろうなど不思議な魚を食べた。

 四日目。
 一路吉野ヶ里へ。月曜なので人出は少ない。
 思ったほど公開されていないので、物足りなかったが、遺跡の規模が大きいのを実感。物見や住居、高倉式倉庫がちょこちょこ復元されている程度。プレハブの展示室はいずれ開館する博物館に比べればお粗末だが仕方ないだろう。昔の地形や風土を理解する展示がもっとあればいいのにと思った。
 太宰府へ移動。月曜なのでほとんどの展示施設は休み。がっくり。駅前の案内所で水城の情報を集める。参道の店で割子そばを食べ、天満宮へお参り。オカルトあるいは民俗学的興味から、封じの宮の痕跡を探してしまうが、結局のところお宮参りと七五三と合格祈願のこじんまりとしたきれいなお宮なのだ。
 北にそびえる四天王山(大野山)に登り、大野城の石組み(測量中だった)、岩屋城跡(昼寝している人がいた)を見学。太宰府の町がはるかに見下ろせて気分がいい。
 国道、県道、JR、西鉄、高速道路、すべて同じ場所を通っている。交通の要所であり、要害の地であることがよくわかる。水城の木立もよく見えた。砂布巾さんに風水の話をもっと詳しく聞いておくんだったと後悔(^^;;
 山を下りて大宰府政庁跡(発掘調査中だった)、戒壇院(雨が降りだす。ドングリ拾いに興じる)、観世音寺を見学、水城の跡へ。
 水城は土塁だが、筑紫側には何と60メートルもの幅の堀が築かれたのだという。つまり、わたしが見学した土塁の前にある田んぼの幅くらいは堀だったということ。
 竹の生い茂る土塁によじ登っては探検。
 福岡空港に移動し、帰途につく。

 

 英語について。
 雑記帳 を読んでいて、いかにもその通りだと思った。
 ただし、根本的な問題なのだが、英語は他の科目とは違うということを理解していない人が多いことを忘れてはいけない。
 学校で教える英語とは、「学校英語」という名の狭いカテゴリーにおさまるものなのだ。所詮ペーパーテストではかることのできるものに過ぎない。
 実際に話す時に必要なのは、「(英語で)会話する能力と英語の知識」である。これには「学校英語」よりははるかに広範囲な勉強が必要だ。
 普段話している母国語(日本語)でのコミュニケーションに何を使っているのかを順を追って考えれば自然に理解できるだろう。生れてから今までに、どれだけの膨大な会話シチュエーションの情報を積み重ねてきた結果が今の自分の日本語能力を築いているか。想像するだけでも大変なことだ。

 学校で何をどう教わろうと、英語を話すことができない人はいくらでも存在するということがある。この場合も日本語の能力を考えてみれば分かる。
 母国語であるにもかかわらず、まともに筋道立てて話すことのできない、敬語もろくに使えない人のいかに多いことか。
 でもたいていは差し障りなく生活している。これは、コミュニケーション能力の問題で、語学力とは次元が違うからだと思う。問題なのはコミュニケーション能力であり、英語や日本語はその道具に過ぎない。

 道具の使い方は技術であり、これは学んだり努力しないで上達することはありえない。
 つまり、学校で教わるだけではどのみち駄目なのである。学校で教えるべきは、学習の効果的な方法であり、言葉が背景として持つ文化の違いだ。英語という語学ではない。
 学校が提供するべきなのは英語を使う状況のシミュレーション、環境であり、重箱の隅をつつく文法ではない。文法中心の学校教育がなされてきたのは、単に学校が英語を教えてきたのではなく、成績という数値化が必要だったからに過ぎない。教師は文法という定型化された秩序がなくては、英語という経験知的に膨大な情報量を背景にした「言語」を教えることができないのだ。

 誰でも学校に行くようになれば、学習の方法を知らないまま勉強しているようなつもりになり、英語の点数が多少上がっても英語が話せるようにならない不思議を感じる人もいるだろう。
 英語を話す技術というのは、学校で習った知識とは別に、コミュニケーションの積み重ねとして、あるいは話すべき内容として蓄積しなくてはならないことだ。これは自分の母国語でも同じだろう。
 感覚は少しずつ積み重ねてきたことで、表情、声色、間合い、合いの手、イントネーションや速度など、言葉で簡単に表現できない要素が会話にはたくさん入っている。
 一方の内容は話の中身だ。話すべき言葉を持たないままで「英語」が話せるようになるわけがない。

 結局のところ、英語でも日本語でも、話すのは「自分自身の言葉」だ。
 こんな風に言いたい、話したいということがあったとしよう。
 英語では何と言ったらいいのか、考えたり、調べたり、他人に聞いたり、知っている言葉からアレンジしたり、頭の中で試してみたり、いろいろ工夫をするだろう。
 それは、他人さまに教えていただくのではなく、自分で考えるしかないのだと思う。

 言葉には決まった型などない。正解は存在しない。言葉は今も変化し続けているし、話されている内容も刻一刻と移り変わっている。
 だから学校教育の不備を嘆く暇があったら、自分が必要としているものを分析して、自分で方法を考え、努力するのが早道だ。

 偉そうなことを言ってみたが、それで実際自分が英語を話せるのかというと、これが全然駄目なんだな(^^;;
 ESLでもつねにオーラルプレゼンテーションはわたしの一番の泣き所で、こどもみたいなことしか言えない。
 とあるテストの結果、わたしの英語能力は小学四年生レベルだと言われた。それでも中学三年の授業が受けられる程度なのだとか。なんとかそれでESLは卒業できた。

 英語で話すと人格が変わったみたいになって、やたらはっきりものを言うし、遠回しな言い方ができないから、直接的な言葉ばかり使うようになる。何だか不思議だった。
 先生の口調をまねて話すと、訛りまでうつってしまうこともわかったし、そうとわかることが面白かった。それが異なった言語や文化を身に付けることなのだとつくづく実感したものだ。
 でも思い出してみると、日本語でだって、覚えたての言葉を使ってみたくて変なときに口にしてしまったり、新しい言葉を覚えて新鮮な驚きを感じたりという経験をいくつも経ていた。
 言いたいことがうまく表現できなくて、フラストレーションがたまることもあった。大人みたいにしゃべりたくて、まねして笑われたりもした。
 程度の差はあっても、英語でも日本語でも同じことなんだ。苦労を厭うようでは、母国語と同じようにほかの言葉を操ることなんて永遠にできるわけがない。

  • 「グイン・サーガ 62 ユラニア最後の日」 栗本薫 早川書房
     後半はいくらかよくなったけれど、だんだん読むのが辛くなってきた。
  • 「星海の戦旗 II 守るべきもの」 森岡浩之 早川書房
     非常に分かりやすい。押さえるべきところは押さえている。
  • 「街道をゆく 3 陸奥のみちほか」 司馬遼太郎 朝日新聞社
     また旅に出たくなった。鹿児島に行く前に読むべきだったなあ。


98.11.05 (木)21:23

 やっぱり先日の朝、直後の現場を目撃した事故は死者が出ていたそうだ。乗用車がその前の車に衝突、ぶつけられた車が反対車線に飛び出しトラックと正面衝突、そのトラックに乗用車が追突。ぶつけられた乗用車の運転手が亡くなったとか。
 現場は大きなくぼ地でスピードが出るところを上がりきるあたり。安全運転を心がけようと思う。

 はい。ちょっくら旅行に行くので、また更新止まります(^O^)


 リンクがあちこちぶちきれてぼろぼろだった旅行記のページを少し直しておきましたので、よかったら見て下さい。
 まだきっと切れてるなあ(^^;;

 一応買ってはみたグインの新刊、何だか乗らないので読み終わらない。なんか、面白くない。一応お話は多少は進展してるみたいだけど、読んでいて喜びがないんだ。どうしてかなあ。


98.11.04 (水)21:37

 ええと、昨日は劇団四季の「ジーザス・クライスト・スーパースター ジャポネスクバージョン」を見てきました。二階の最後列で、舞台の奥の上の方がちょっと見えなかったけど、なかなか面白かった。「ジーザス〜」は好きなミュージカルなので、ドキドキした。

 そのあと浜松町の大きな本屋を冷やかし(何だか荷物が増えたなあ)、喫茶店でおしゃべりし、秋葉原でソフトを買い、東十条の新しいお店で軽く一杯(わたしは本当に一杯きりしか飲めない)。

 

 一昨日の朝はまた自動車事故の現場を通った。反対斜線から中央分離帯に乗り上げて、こちらがわの車線にはみ出したトラックの右前はいくらかつぶれていたぐらいだったが(それでも燃料がかなり漏れ出していて、そばを通るのが恐かった)、もうしばらく行ったところに二台ぽつりぽつりと止まった四駆の大型自家用車のうち一台は、フロントがぺちゃりとつぶれ、白い煙をもくもくと吹き出していて、消火器を持った人が奮闘中だった。
 何がどうぶつかったのかはよく分からないけれど……あれは新聞の地方版には載るクラスの事故だな。

 と思ったら今日の帰り、小さなわき道から国道に出たところでやっぱり事故現場に出くわした。中型のタンクローリーが先頭の三台玉突き。

 帰りに見たのは初めてだったが、一年程の間で、僅か十キロほどの区間の国道、それも朝の同じ三十分という短い時間帯に、接遇した事故が、なんと四回。これは多いのか少ないのか。絶対多いよなあ。

  • 「図説 古代出雲と風土記世界」瀧音能之 河出書房新社
     見やすくて読みごたえのあるいい本だ。


98.11.01 (日)17:13

 昨日の稲毛試乗会のあとのチャットのあと、死んだように昼近くまで眠る。
 コンディションは二メートル台の微風、気温高く波もなく、過ごしやすい。若干うねりあり。
 三組体験試乗をするとさすがにちょっと疲れた(^^;;
 いろいろ不手際もあったと思いますが、楽しんでいただけたようでほっとしました。
 ヨットに乗ってみたい人、声をかけてね。

 家計簿を付けたい。SUPERその日暮らし、ゆとりちゃんなどを試してみたけれど、以前使っていた狸にかなわない。これは大昔のバージョンしか手元にないので、どこに行けば入手できるかも分からないし、ちょっと困っている。自分用の家計簿、作ったほうが早いかなあ。
 どなたかマック用の使い勝手のいい家計簿ソフト、教えてください。口座管理は二つ以上できて、毎日の入力の手間が少ないのがいいなあ(^^)


1998年 10月 9月 8月 7月 6月 5月 4月 3月のページ

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